「子離れできない母親」に育てられた娘の末路(東洋経済オンライン)

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 こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

■いつまでも子離れできぬ母親に「私として生きられない」

 最近、いつまでも子離れできない母親を持つ娘さんからのお悩みが後を絶ちません。「親が過保護でうっとおしいときがある」程度であればまだよいものの、時折「私が私として生きられない」といった深刻な悩みを聞くこともあります。

 子離れできない母親を持つ娘たちは、何か一つ行動を起こそうとすると、ついつい「お母さんはどう思うか」「お母さんを悲しませてはならない」と考えてしまい、その結果、自分が本当にしたいことではなく、母親を安心させる(失望させない)選択をしてしまいます。これに苦しむ人もいれば、無自覚のうちに支配されてしまっている人もいます。

 まずは、子離れできない母親にはどのような傾向があるのかを見て見ましょう。あなたが母親である場合は、自分に当てはまる項目があればチェックしつつ、読んでいってください。

・「お母さんは、あなただけが大切」「あなただけが頼り」と娘に言うことがある
・娘のために自分が我慢することはいとわない
・娘のスケジュールを把握していないと落ち着かない
・娘の友人に対して、あれこれ意見してしまう
・自分と娘の価値観や嗜好は、よく似ていると思う

・娘だけでは、何もできないと思っている
・娘が困っている時は、なんでも手を差し伸べる、そんな自分が好き
・娘のことが常に心配で仕方がない
・家族に対して、不満を持っている
・娘に対し「あなたのために」と意見することが多い

 以上は、母親の娘への依存度を測るチェックリストで、3つ以上で「子離れできない親」予備軍、5つ以上は危険信号です。

 今回は、子離れできない母親の特徴の中から、2つを取り上げて説明していきます。1つ目は、子どものリスクを先回りして回避させてしまうパターンです。

 1例をあげましょう。子どもが小学校に入りたてならまだしも、小学校高学年、あるいは中高生になっても子どものカバンをチェックしないと気が済まない母親がいます。言い分としては、「忘れ物をしたら子どもが可哀そうだ」、もしくは「忘れ物をしたら、家での教育がなっていないと思われて恥ずかしい(他者から良い母親だと思われたい)」というもの。つまり、忘れ物をさせないようにすることが、愛情であり、世間体を保つためにも必要だと考えているのです。

 ただ、実際のところ、これは愛情のはき違えです。親が必ず忘れ物チェックをしてしまうと、子どもは忘れ物をしたときにどうすればいいか、経験を積む機会を失います。本来であれば、先生に話す、誰かに借りるなど、小さいころから非常時の対応を体で覚えていき、それが本当の生きる力を育むことに繋がります。それにもかかわらず、事前にリスクを回避することでその機会を排除し、守り抜くことを、愛情だと勘違いしているのです。

 こうした行動が極端になると、子どもに失敗させることを極度に恐れ、どんなに小さなミスも許さないようになります。親の意向を無視して失敗でもしようものなら、「お母さんの言うことを聞かないから」と、さも子どもが自分で考えたことが悪いかのように言い、これからは「お母さんの指示通りにね」とプレッシャーを掛けるのです。

 こうして育った子どもは、成人してからも母親に意見を求めることをやめられません。自分の意思が生まれにくく、母親に渋い顔をされれば、せっかく決まった就職先や、結婚相手まで、手放してしまうこともあるのです。

■「○○ちゃんはママの味方よね」

 2つ目は、娘を愚痴のはけ口にするパターンです。

 夫への不満、周りの人間関係の問題などの愚痴を、娘に打ち明けることで、精神の安定を図ろうとする母親は数多くいます。娘であれば、身内の恥でも話やすく、「○○ちゃんはママの味方よね」と小さいころから母親の怒りや悲しみを共有させられた娘には負担がかかり、「母親は可哀そうなんだ」という気持ちを持ちやすくなります。そして、これが他人についての愚痴ならまだしも、「あなた(娘)のために我慢しているのよ」などと言われてしまうと、「私のために申し訳ない」という罪悪感を抱くことも少なくありません。

 親に子どもを養育する義務がある一方で、子どもに親のストレス解消のはけ口を担う必要はありません。家族なら、いたわりあってしかるべき、という考え方もあるでしょうが、それは対等な人間関係においてはじめて成立するもので、未成年の子どもに課されることがあってはならないのです。

 では、こうした母娘関係から脱するためには、どのような解決策があるのでしょうか。まずは、自分の意思で選ぶ習慣を、早いうちから身につけさせることが大切です。もし失敗してしまったら、失敗したことを怒るのではなく、対処方法を考えることを援助するように心がけましょう。

 そして、価値観は違って当たり前ということを再認識し、意見の押し付けをしないことです。娘から反発されても、これを自分への裏切りとは考えず、自立の一歩と認識しましょう。何より大切なのは、母親が、娘を通してではない幸せや、やりがいを見つけることです。

 ただ、現実はそう上手くいきません。母親の意識を変えようにも、それが叶わず、母娘が物理的な距離を取るしかなくなるケースは少なくありません。なぜなら、母娘問題の悩み相談に来られる、母親の立場の人の多くは、娘を変えようということに必死で、自分が変わることを考えていないからです。ですから、極端な場合は、母親との接点を一切絶つ、という解決に至ってしまうこともあるのです。

 愛情の形にゆがみが生じているのに、それに気づないのは不幸です。娘のためといいつつ、娘の人生を奪うことのないよう、母親も一人の人間として精神的に自立することが必要です。母も娘も、お互いの幸せを応援できる関係性を築けますように。

大野 萌子 :日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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👦名無しさん
娘だけじゃないよね 息子に対しても子離れできない人もいるし
旦那に対しても口出しして 過保護というより
支配したい人が多い 気がする。
👦名無しさん
職場でもいつまでたっても自分で行動できない、周りからの指示があるまで何もしない人たちがいる…
そういう人に限って、体調不良で休む電話が親だったり、突然会社にこなくなったら荷物取りに来るのも親だったりする。
きっと親がそういう風に育ててしまったんだと思う。
👦気になって気になって気になって
娘だけの話ではない様な。自立できない息子もいるだろう。
👦TomorrowMadeNew
そういう人がこれ見ても、たぶん自分の事だとは思わないんだろうなぁ。
👦名無しさん
過干渉の毒親ですね。私は40代男ですが、母親がいつまでたっても私に干渉を続け、職場の人の家にまで電話をするので、私は皆からの信用を失い、皆から集中砲火を浴びてついに退職に追い込まれました。ですからこれは大きい判断でしたが、母親と連絡を断ちました。解決策は絶縁しかないと思います。
👦+++++
母は、口では「あなたの好きにすればよい」と言っているんだけど、自分の想定外の事をするとすごく不機嫌になるんですよね。
たとえば服。
選んでよいというからピンクを選んだら、
「紺の方が頭よく見えるのに…」
とブツブツ。
「ほら、こっちの方が素敵よ」
「それでもピンクにする?」
とか機嫌悪そうに言うので、面倒になって母の好きな方にする。
こういうこと繰り返しているうちに、自分が望んだことなのか、他人に気を使った結果なのかわからなくなるんですよね。
👦名無しさん
過保護や過干渉もですが、放任している方がもっと問題です。朝から夜遅くまで働いて、その時間我が子がどうやって時間をつぶしているかも分からない。働くお母さんが増えたせいか、結構見かけます。つるんでコンビニなどでたむろしている子どもたち。お母さんが帰ってくるといい子になる子どもも。
子どもとは突き放しているようで見守っているちょうどいい距離感を意識しないと。
👦名無しさん
子供を叱らないお父さん、お母さんが多すぎる。。。
👦名無しさん
子どもと関わる仕事している立場から言わせてもらえば、今はむしろ過放任の方が問題だと思う。核家族共働き世帯増え、幼少期は夜遅くまで保育園、学齢期に入ると放課後保育や部活など、家族と過ごす時間ほとんどない。結果、愛着形成が出来ずトラブルメーカーになる子どもが増えたと感じる。社会性=預けることと勘違いしてる親が多い。親との愛着形成がない段階で預けても、身に付くのは歪んだ処世術のみ。相対的に子どもの状態比較すれば、まだ過保護の方がマシかもしれない。
👦名無しさん
私と母親もこんな感じでした。で、高校の時に私がうつになりました。お互い無意識だったから、まだマシだったかも。母もこのままではダメだと感じたのか、「私の人生」だからと見守ってくれるように。20才過ぎたら私も普通の精神状態になり、35過ぎの今では4人の母ちゃん。
つぎは、お互いが依存している(共依存)母子の記事を読みたいです。
👦名無しさん
小学校高学年になったら、目を離す親が多いです。手を離しても目を離すなと保護者の方に言いたいです。
うちの子宿題やってますか?
体操服持ってってますか?
とかを聞いてくるのはどうなんだろ。
一緒にチェックしたり
終わったか確認したりしろ
とは言いませんが小学校のうちは
ある程度把握し、周りの環境を
整えてあげてもいいのでは
ないでしょうか、
というか、そうしてほしい。
教育関係経験者
👦名無しさん
このチェックリストを見て、自覚する人は毒親にはならない。
自分は毒親だという自覚がないから、やっかいなんだ。
うちもそうだけど、自分が安心したいから過干渉なだけ。
結婚してからは、親となるべく関わらないようにしている。
最近、やっと自分らしく生きられるようになった。
👦名無しさん
私も未だ子離れ出来てない母親を持つ娘です。30歳超えて結婚したい人を連れて行った時に全く祝福してくれませんでした。そもそも誰を連れて行っても反対する人で、母曰く娘を取られる父親の心境らしいです。
結局、結婚式は挙げられず、勝手に入籍だけ済ませました。皆に祝福されて結婚すると思っていたので、今はそのことは考えないようにしてます。
👦名無しさん
我が家もたまに、旦那と考え方の違いで過保護的になりそうなこともありますが、冷静に夫婦でそれは過保護だろ…といい合って我に返ります。
放任主義よりも過保護な方がいいと思いますが、
あまり口に出さず、見守れるような親になりたいですね。
👦名無しさん
親子が自分たちが当てはまると気づくかどうかにかかってくるが、
わかっている人はわかっていて元々そうでなく、わからない人は
ずっとわからないままという悲しい現実があるように思います。
👦名無しさん
ある時期を越えたらそんな親は子供にとって害にしかならない。喧嘩別れでも何でもいいからスパッと別れて後は必要以上に相手にしないのがお互いのため
👦名無しさん
男性ですが職場に体調が悪くて仕事を休む時毎回上司に母親が連絡する人がいます。正直ひきます。
👦市井の人?
あー読んでいて凄く胸が締め付けられる。自分では無いけど子供の頃明らかにそうだったと今なら解る親子が居た。
とても驚異熱心で威圧感というかキツそうというか子供に聞いてる事も親がサッと横から答えたりね、…でもその息子は大人しくて優秀だし嫌そうでは無いんだよ。でも考え方が妙に出来上がってて無邪気さが無いんだよ。勿論進学校へ上がったし、きっとその先もそうだったんだと思うけど本当に幸せな大人になったのかな。
抑圧感で心が満たされると後からじわじわ来そうな気がする。
👦m
娘ならまだマシかも。息子にやられると、将来確実に嫁姑問題に発生するよね。
👦名無しさん
普通の親は、子どもの幸せを願ってついつい過保護になる。でも毒親は、自分の幸せの為に子どもを使う。毒親にとって、子どもは所持品。実は子どもの幸せなんて願ってない。
👦名無しさん
友達親子って多いですね。
仲がいい程、なんでも話すから結婚しても母娘で旦那の悪口旦那の親の悪口言いたい放題。
帰る場所を作るから簡単に離婚してしまってる人が多い。
👦名無しさん
娘だったらまだいい気がします。
これが息子だと、結婚してくれるひとさえ限られてくるし、もっと悲惨だと思います。
👦名無しさん
分かっているけどつい手を差し伸べてしまう。
子供が悲しい顔をしていると、やっぱり毎日笑顔で過ごしてほしいと思ってしまいます。
辛いことも悲しいことも少しは経験した方がいいのは分かっているのに。
反省です…。
👦名無しさん
貯金→一人暮らし。対策はこれに尽きると思います。子供が遠くに行っても楽しそうに暮らしているところを見れば何か変わるんじゃないですか。
👦名無しさん
母も子育て以外の生き甲斐、仕事や趣味、ボランティアなどにシフトしていくべき。
大人になり過干渉の母から離れるため、地元から離れた都内勤務の人と結婚したら、楽になれた。
👦名無しさん
むしろこれの逆バージョン元旦那だけど。
👦名無しさん
身近にいます。
子離れできない親、親離れできない娘。
親は依存心が強く、娘は引きこもり。
反面教師でしかない。
このような記事や番組があっても当事者は自分の事だとは思わない。
何故なら彼らの目に触れないから。
👦名無しさん
娘の同級生の親がそうだわー
幼稚園の時からの付き合いでもう中学生なのにいまだに子供作離れしてないのがよくわかる
あの子は将来子供のような大人に育つんだろうなってのが目に見える
👦名無しさん
可愛い我が子ならば、成人した時に、たった一人きりになっても生きていけるように育ててあげるのが良い親です。
👦名無しさん
呪文というか魔法にかかったまま
大人になるので
自分らしく生きられないっていうのは よくわかります。
箱入りとはよく言ったもので
細い筒から出られない感覚です。
生きづらい理由に気付けた時点から
自分の人生が始まった気がします。
子離れというか 親の過激な依存ほど息苦しいものは無いです。
👦名無しさん
過保護で子をダメにする親って
その親も同じように育てられてるんだよね。
負の連鎖だね。
👦名無しさん
子どもが世帯を持っても毒親って経済力で支配しつづける。
今は親子世代の経済格差も大きいから。
👦seo
物心ついた時からひとりの人として接すればなんの問題もない。
社会で生きていく人間をそだてるには、本当に困っている時に手を差し伸べたり、温かいご飯を作ることくらいしか、親として出来ることはないと思う。
👦名無しさん
こういう記事って、常に母親の事ばかり。
仮に自分の嫁がこの様な母親だったとして、自分は嫁と子供に対してどうするのがいいのか、とかそんな記事もあってもいいと思う。
👦名無しさん
私も先日、子離れ親離れ出来ない彼と別れました。
結婚を前提に付き合っていたのでお母さんにも会いに行ったんですが、私に渡したくないのが丸見えでした。
記事を読んで彼も支配されてしまってるんだなぁと思いました。
今回のお付き合いを機に彼に気づかせてあげようと思ったけど、私の気持ちは伝わらず、いつまでもお母さんの方が優先でした。
👦にゃに
「子供のため」じゃない、「自分のため」なんだと思います。
子供のことを全て把握したいのは
親自身のための安心感
家の親が正にそれだったので
それを参考にして
自分の子供たちには親とは逆のことをするようにしています(笑)
👦jtg
このお母さんヒマなのかな?
パートに出ましょう
👦名無しさん
娘のスケジュールに関しては、程度こそあれ、誰とどこ行ってるくらいは知っておかないとこのご時世不安だよね
👦名無しさん
いつも一緒でいいわね!仲が良くて羨ましいわ!
とか周りが思ってないお世辞言うもんだから、本人達は鼻高々。自慢の母娘関係なんですよね。
👦名無しさん
うちの母親これかな。
結婚して家を出ても尚ついて回る親子関係。
何故親との縁を切る法律がないの?
👦匿名
離れる離れないではなく愛情表現が強い人。親ってとりあえずうっとうしく でもいないと寂しい。とりあえず 子供がいない人が増えたから 表現するとこが子供にたいしてだけになるから。昔は早かったし あっというまに孫にいく愛情も子供にひたすらかかるだけ。
👦名無しさん
内容はともかく「うっとおしい」「1例」「見方」などの微妙な語句の間違いや読点のリズムが気になってしまう(笑)
せっかくいい事書いているんだから、校閲はしっかりね。
👦名無しさん
思い出すだけでもつらい。私は私でありたい。
👦名無しさん
まさに私の家庭ですね、姉35歳、私33歳、弟31歳まだ3人は実家暮らしです。
👦名無しさん
突き詰めればそれは
「社会や人間関係の不安ゆえの支配」なんだと思う
👦朝飯前
その愛に娘の自由はあるのかい?
👦禅道
過保護のカホコかい?
👦名無しさん
毒母親は夫・子供をコントロールすることしか、やることがないからね。いつまでも母親ばかりやっている人は毒親です。自分の欲求を家族に押し付けるので、たいてい家族の誰かが太っている(犠牲者)ことが多いです。
👦名無しさん
そんな子供可哀想。まるでわたなべみなよみたい

 
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