タモリの元付き人は“だいたい4、50歳”。謎多き芸人・岩井ジョニ男の知られざる半生(朝日新聞デジタル)

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【&30】
デヴィッド・ボウイに憧れ学ランにメークをして高校に通っていた少年は、幼少期からの夢をかなえるため、タモリさんの付き人を経て芸人となった。レトロなスーツに身を包み、『さんまのお笑い向上委員会』ではモニター横芸人という若手の登竜門を切り開いたイワイガワ・岩井ジョニ男さん。ブレーク必至の芸人に、知られざる半生を語っていただいた。

――オリコンの『2017 上半期ブレーク芸人ランキング』で7位に入ったことを「さんまのお笑い向上委員会」で明石家さんまさんにツッコまれていました。岩井ジョニ男さんは年齢を聞かれた際に4、50歳と答えるなどいまだ謎多き存在です。まずはお笑いを目指した理由から聞かせてください。

小さい時からお笑いやりたかったんですけど、当時はお笑いの学校もなかった。どうやったら芸人になれるのだろうって、『月刊デビュー』というオーディション雑誌を見たりしていましたね。僕が読んだ時に載っていたのは、志村けんさんの運転手の募集。それ以外に当時思いついたのは、たけし軍団かワハハ本舗に入ること。もしくは、誰かの弟子になるという選択肢だけでしたね。

これは、ほぼ公に言ったことがないですが、マンガ家の相原コージさんが好きで会ってみたいと思いましてね。「コージ苑」を連載していた『ビッグコミックスピリッツ』編集部に電話して、「相原コージさんに弟子入りしたいんですけど」と伝えたこともあります。要するに赤塚(不二夫)先生とタモリさんのパターンもあるなって考えたの。そうしたら、たまたま電話に出たのが副編集長で「おもしろいからマンガの企画でやってみないか」ということになりまして。マンガの企画にされちゃたまらないなって思いまして、やめたんです。

その後に水商売の仕事をやりました。とんねるずさんやホンジャマカさんが新宿のショーパブでコントをやっていると知ったので、新宿の街を行くきれいなお姉さん方に、男が働けるところはないかと聞いたりして。それで紹介してもらったお店の社長が、面接でいきなり「ナイストゥミーチュー」って言ってくるようなノリのいい方で。コントで言っているギャグ(ナイストゥミーチュー)は、そこからいただいてます。

――そうだったんですか! まさかのギャグ誕生秘話ですね。

いざ働き出したら、当時のホストっておもしろいことをひとつも言わないんですよ。女の人がしゃべるのをただ聞くだけ。あとは、お客さんとダンスを踊るくらいで。やっぱり弟子入りしかないっていうことでお店をやめてタモリさんのところに行きました。それもね、あるお客さんから「私、タモリさんの家の近くに住んでるんですよ」って言われて。そんな偶然ってあります?(笑)。

――そこから1カ月間、タモリさんの家に通って最後には警察を呼ばれるというエピソードを『ダウンタウンDX』で披露されていましたね。

いま考えると、なんで2日目くらいに強く言ってくれないのかなって思いますよね。たしかに初日で断られたんですよ。でも、こっちは試されていると思って通っているわけですから。1カ月経って、正式に警察を呼ばれて「近所迷惑だから」って言われたら、なんなんだよって思っちゃうじゃないですか。

――(笑)。とは言え、最終的には弟子入りを果たします。そもそも、なぜタモリさんだったのでしょう。

これはですね、芸人で尊敬している方々はたくさんいますけど、その中でも楽そうだな、と(笑)。大人だし、夜中にいきなり人を呼び出すような人じゃないなって。全部ひっくるめて楽そうだなって思ったんですね。

でも、一番は聞いてみたいことがいっぱいあったからです。タモリさんの本を読むと、普通の人が考えないような発言をしていて、例えばダリやマグリットといったシュールレアリスムを「たいしたことないよ」と言ったり。ふざけたおじさんに見られていますけど、僕からするとお笑いの達人でもあるし、人生の達人でもある。付き人になってからは、そういう哲学的な話も聞いていましたね。

――タモリさんは付き人とそういう話もしていたんですね。

してくれましたね。タモリさんが飲んでいる間、僕は車で待っています。ただ僕もお酒が好きなので、家に帰ってから「お前も1杯飲むか?」って言って、料理も作ってくれました。その時間は、1対1だから僕だけのタモリさんじゃないですか。それで色んなことを聞きましたよ。抽象的な言い方もするので当時は分からなかったけど、今になって気がつくこともありますし、お笑いの現場に足を踏み入れてみたら分かった事もいっぱいあります。

――付き人や運転手といった呼ばれ方ではありますが、やはりジョニ男さんにとってタモリさんは師匠である、と。

師匠、ですね。ただ、当時はお酒の力も借りて若気の至りでガンガン聞けたことも、振り返ってその意味が分かってくると、同時に怖さも感じます。なので、最近は近寄り難くなってきましてね。同じような仕事をすることで、初めてその人のすごさが分かる。

――芸風は、当時から固まっていたのですか?

当時はピン芸人で、タモリさんの前でネタを見せたりはしましたね。ただ、タモリさんは、後輩のネタはおもしろいって絶賛するのに、僕のネタには1回も笑わなかったです。(付き人の)先輩からも「お前には厳しかった」と言われまた。『笑っていいとも』で半年間だけ前説をやっていた時も1回しか褒められてないです。それも二日酔いですごい適当にやった時だけ。今考えると自然だったのでしょうね。媚(こ)びてないというか、自分をよく見せようとしていなかった。いまだに、それができているかっていうと難しいですけどね。

――ジョニ男さんの代表的なギャグでいうと、「オイルショック」と松山千春さんのモノマネがありますね。

松山千春さんのモノマネは、(ずんの)飯尾さんが僕を慰めるためのアイテムでした。僕がすべった時に「明日もお笑いやるの、誰だ?」「俺だな?」ってやりながら飲んでいて。それを、たまたま舞台でやったら、さんま師匠が客席で見てくださっていました。終わったあとに、「松山千春のあれはいけるで。おもろいで。しょうゆうこと! の次はあれや」と。そこから、このネタでお前ら呼ぶわって、実際に色々な番組で働きかけてくださったんですが、僕が小物過ぎたのか、さんま師匠をもってしてもなかなか通らず。

やっと『痛快!明石家電視台』に呼んでもらえたのですが、メンバーは関根(勤)さん率いるカンコンキン軍団。「(松山)千春のモノマネで呼ぼうとしたけど、お前ら2人だけじゃ呼ばれへんから関根さんまで大阪に担ぎ出して。お前ら謝れ!」っていう説教からスタートしましたね。

でも、それまで大阪の番組なんてほとんど出たこともないのに、『MBSヤングタウン』でも村上ショージさんが「またジョニ男の話でっか!」って言うくらいさんま師匠がモノマネをやってくれていたおかげで、スタジオに行ったらお客さんが「ジョニ男だ、ジョニ男!」って言うんですよ。さんま師匠、すごいなって。どんな形でも後輩を売り出してくれるというか。関根さんもそうですけどね。モノマネをやらせてくれたのは、関根さんの舞台(カンコンキンシアター)なので。

――その後のブレークのキッカケとなったのも、やはりさんまさんですね。今や売れっ子の登竜門としての機能を持っている『さんまのお笑い向上委員会』でのモニター横芸人も、ジョニ男さんからスタートしました。

みんなの方が忙しくなって、(ANZEN漫才の)みやぞんなんて背中も見えないくらいですけどね(笑)。あれも、もともとは僕が(明石家さんまのフジテレビ)『大反省会』の大ファンで、録画を500回くらい観ていたことがきっかけです。それから何年かしてレギュラーで始まると聞いたので、さんま師匠の好きなイカフライという駄菓子を買いましてね、お台場(フジテレビ)まであいさつに行きました。

番組には呼ばれていませんから、楽屋もないのでエレベーター前で待っていて、さんま師匠が上がって来たら「写ルンです」でパシャパシャって撮りながら「一言お願いします! パパラッチです」って。師匠も「やめて、やめて!」ってノってくださって。イカフライを渡しながら「師匠! 新番組おめでとうございます!」「おお、わかった! 今日は頼むで!」「いや僕、今日は出ないです」「えー! なんでや!」「新番組が始まったんで差し入れだけ持ってきました!」「そうか!」っていうやり取りがありまして。

その日は事務所のライブがあったので帰りましたけど、ライブに向かっている最中に電話があって、さんまさんが「ジョニ男、せっかく来たから出そうか。モニター横にいたらどうや?」って言ってくれていると。ただ「すごくありがたいんですけど、今から事務所のライブなんで」って断ったんですよ。

それで2回目の収録におわびも兼ねて行ったんです。そうしたら「ジョニ男。今日この後、何もないか?」って聞かれて、「何もないです。肩あったまってます!」「そしたらモニター横におれ!」って言われまして。モニター横で何をするかもわからないけど、とりあえず勉強したいので、カバンを提げてメモ帳を持って行ったのが最初ですね。だから、今みたいな状況ではなかったですね。

はじめは他の芸人さんたちはもちろん、スタッフの方さえも「何しに来てるんですか?」って感じでしたからね。ただ、さんま師匠の頭の中にはあったんでしょうね。こちらも、松山千春さんのモノマネのカラミだけはありますから。

――武器ひとつであの場所に立つというのは、すごいですね。同じく『さんまのお笑い向上委員会』で披露された「タップダンスで山火事消すぞ」というギャグは、インスタグラムでハッシュタグも出来ていました。こちらも、じわじわと流行(はや)ってきているのかな、と。

そうですか、それはありがたい。菅さん(『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のガースーとしても知られるテレビプロデューサー)も、おもしろいって言ってくれたみたいで。色々なものがある中、なんで山火事をタップダンスで消すことになったのかって。そこは、僕にもさっぱりわからないんですよね(笑)。

「オイルショック」というギャグも、27時間テレビのさんま師匠のコーナーで追いつめられたときに出ちゃったんです。その時から10年くらいやっていて、ちょっと前に「さんま師匠。オイルショックが流行らないんです、どうすればいいですか?」って相談しました。そうしたら、「いや、あれは流行らへんで」って(笑)。「でも俺、ウケないことをやり続けてるお前が好きや!」って言ってくれました。それで、僕も死ぬまで(このギャグを)続けなきゃいけないなとは思っています。

――今後は古典落語に挑戦したいと、取材前の雑談でおっしゃっていましたね。

最近、仕事でご一緒した春風亭ぴっかりちゃんとよく飲みにいっていて、「初めてだったらこんな話がいいんじゃないですか」といったアドバイスをもらったりしています。自分でも本を読んだり、いろんな噺(はなし)をピックアップしてますけど、いつかやるなら「あくび指南」をやりたいですね。

(文・ライター 金井悟、写真 和田裕也 / 朝日新聞デジタル「&M」)

朝日新聞社

 

 kak*****

さんまもタモリもいい計らいするなあ。
タモリが一度だけ褒めたのが二日酔いの時だけ、おそらく自然で媚びてなかったからというのは深い話だな。

 all*****

いいなぁ、タモリさんとさし飲み

 Killer

ジョニ男って随分前から知ってるつもりだったけどこういう話しは殆ど知らなかったから面白かったし、次からちょっと違った感じでテレビで見れるかな。

 mar*****

この人のこと、小さい子供は見たことあると思うよ。
関根さんとNHKのピタゴラスイッチの『こんなことできません』にでてるからね。

 g*****

この方、行動力ありますね。
それだけで僕はスゴイと思います。

 hwtjnnpglhggh

この型って、関根勤さんと、ピタゴラ?のできるんですできるんです。〜 に出てる人ですね?
関根勤さんとそれ以外にも繋がりあったんですね

 rou*****

向上委員会、バッチグー、グッチバーは笑いました
さんまさんとのデキレースみたいな掛け合いが面白いです

 t t t t*****

勢いあって無駄におもろいよ
人生に足跡残せたと思うよ

 Mr.K

タモリさんやさんまさんみたいな超一流の方達の粋な計らいが垣間見えて、やっぱりスゴイなとあらためて感じました。

 zak*****

元々面白いと思ってたけど、向上委員会の閉店シャッターでやった「スースーしませんか?」で天才だと確信した

 

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