韓国のデュオ、東方神起が8日、前人未到となる横浜・日産スタジアム3日間公演をスタート。会場周辺も含めて7万3000人以上のファンが詰めかける大フィーバーとなった。
会場前には午前5時前から特別グッズを目当てに女性ファンが列を作り、午後4時ごろには50メートルほどの長蛇の列に。地元企業とのコラボ商品も飛ぶように売れた。
崎陽軒は3日間限定の特別弁当「東方神起コラボ MINIプレミアムシウマイ弁当」(1050円)を横浜市内4カ所で販売。午前9時から整理券を配布したため混乱はなく、担当者は「ファン以外の方も買ってくださり、平日通常の売り上げにコラボ弁当分が上乗せされた感じ」とホクホク顔だ。
会場近くの新横浜ラーメン博物館では、2005年のロケで実際に2人が食べた熊本ラーメン店「こむらさき」とのコラボラーメン(1人前、480円)を限定販売。JR新横浜駅構内のショップでは完売し、関係者は「大きな公演ロゴが好評で置いたらすぐに売れてしまう。お客さんも通常の1・5倍です」とうれしい悲鳴をあげた。
また、JR新横浜駅から日産に続くスタジアム通りの飲食店では東方神起の楽曲やライブ映像を大音量で流し、どの店もファンで大にぎわい。夜には名所の横浜マリンタワーやよこはまコスモワールドの大観覧車がイメージカラーのパールレッドに染まり、東方神起がスタジアムのみならず横浜を“ジャック”した。