又吉らに続く快挙!オードリー若林、エッセーで「斎藤茂太賞」受賞(サンケイスポーツ)

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お笑いコンビ、オードリーの若林正恭(39)がエッセー本「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」(KADOKAWA)で、旅にかかわる優れた著書を表彰する「斎藤茂太賞」(主催・日本旅行作家協会)を受賞した。人気作家、椎名誠氏が選考の際「純文学」と絶賛するほど高評価を得た。芥川賞作家のピース・又吉直樹(37)、向田邦子賞を受賞したバカリズム(42)に続き、お笑い界からまた1人、文壇へと羽ばたいた。

 テレビ朝日系「アメトーーク!」の「読書芸人」の回で純文学好きを告白するなど、読書家で知られる若林が2冊目の著書で賞を手にした。

 「表参道の-」は、社会不適合者を自認する若林が「日本で生活する上で抱える不平不満は世界共通のものなのか」という疑問を解くため、一昨年に3泊5日の強行軍で訪れたキューバの旅をつづった紀行本。

 20代の下積み時代、バイトをしながら芸を磨いた若林は、10代で職業を決めて働くキューバの人たちを目の当たりにし、日本には金を稼ぎながら夢を追いかける自由があることに気づく。一方、分刻みで動く日本とは違い、ほのぼのとした時間を過ごすキューバ人との交流で、自分が置かれている環境を再確認する-という内容。異国の地で感じ取ったことを感性のままつづった。

 日本旅行作家協会の下重暁子会長は「ピュアな視点、ものの考え方が高評価の対象となった。新鮮さと将来性を重視した結果」と選考理由を明かし、審査員の一人、椎名誠氏から「純文学」という言葉が飛び出したエピソードも披露。下重会長は「お笑いの世界でも大活躍の著者が、文筆家としてさらに飛躍することを期待したい」とも語っている。

 同書は、若林が月刊誌の連載コラムをまとめた「社会人大学人見知り学部 卒業見込」に次いで2作目の著書で、全編書き下ろし。

 斎藤茂太賞は紀行文、エッセー、ノンフィクションのジャンルから旅にかかわる優れた著作を表彰する目的で2016年に創設され、今回で3回目。授賞式は7月26日に東京都内で行われ、若林にクリスタルのトロフィーと30万円が贈られる。

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