NHKが、受信契約の締結に応じない男性に受信料支払いを求めた訴訟で、最高裁判所は2017年12月6日、受信契約締結を義務付ける放送法の規定は合憲とする初めての判断を示した。
NHKの受信料制度はたびたび議論の対象となってきた。最高裁判決の数日前には「スクランブル放送」にすればいいという内容の投書が朝日新聞に掲載され、ツイッター上で話題を集めていた。この投書者は、受信契約の担当者が家を訪れ、言い合いになったという実体験も書いている。
■「とにかく部屋にあげろ、の一点張りでした」
今回の裁判は、テレビがあるのに受信契約を結ばない男性をNHKが訴えたもの。男性は、放送法の規定は憲法が保障する「契約の自由」に反すると主張していた。だが最高裁は「公共の福祉に適合する」として放送法の規定を合憲と判断。男性に契約締結と、テレビを設置した2006年以降の受信料約20万円の支払いを命じた。
受信契約の締結義務は、放送法64条1項で「協会(編注:NHKの意)の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」と定められている。また、NHKが総務相の認可を受けた「日本放送協会放送受信規約」の5条では、受信料の支払い義務を盛り込んでいる。
一方で受信料をめぐっては、NHKの担当者に家宅を訪問されてフラストレーションがたまる経験をしたという報告が少なくない。
最高裁判決の3日前、2017年12月3日の朝日新聞朝刊に掲載された20代女性の投書は、1人暮らしをする大学生の弟の家にいた時に訪問された、NHK担当者とのやり取りがつづられている。この弟宅にはテレビがなく、スマートフォンもワンセグ非対応だと説明したが、「相手は、確認するために、とにかく部屋にあげろ、の一点張りでした」という。威圧的な口調で話す担当者に腹が立った女性は、「きつい口調で追い返しました」としている。
「どちらの側も嫌な思いをしないで済む方法に、変えたらどうでしょうか」
投書者の女性は、受信契約を迫られて「怖くて嫌な思いをした女友達」は多いとし、反対にNHK担当者も「断られ続けたり、きつく言い返されたりして、疲弊している人もいるかと思います」と推測。公共放送とはいえ見なくても困らない人もいるであろうとの考えから、「どちらの側も嫌な思いをしないで済む方法に、変えたらどうでしょうか」と提案する。具体的には「NHKは、料金を支払った人だけが見られるスクランブル放送にすればいいと思います」とつづっていた。
「スクランブル放送」は、契約者だけが放送を見ることができるよう暗号化(スクランブル)する方式で、有料放送の「WOWOW」や「スカパー!」などが採用している。NHKも、任意で契約し受信料を払った人だけが見られるようにすればいいのではないか、という意見がインターネット上でたびたびあがってきた。今回の投書も、あるツイッターユーザーが3日に紹介したところ5000回以上リツイートされ、
「ほんとにそう思います」
「NHKの受信料を払うか選択できるようにするのは悲願だよね」
「ぜひ、スクランブルにして欲しい。好きな人は、契約する。NHKが無くても、全く困らない」
「観たくない自由を許さないという前時代的な仕組みが今時まかり通ってることが不思議で仕方ない」
と賛同するリプライが複数寄せられていた。
ただ、NHKはスクランブル放送を導入しない理由について、公式サイトの「よくある質問集」の中で次のように説明している。
まずNHKは「公共放送」であり、「特定の利益や視聴率に左右されず、社会生活の基本となる確かな情報や、豊かな文化を育む多様な番組を、いつでも、どこでも、誰にでも分けへだてなく提供する役割」を担っているとする。災害時には迅速に正確な情報を提供するほか、教育、福祉、古典芸能といった「視聴率だけでは計ることの出来ない番組」も数多く放送している。
このような性格から、受信料を払わない人が視聴不可能となるスクランブル化は「一見合理的に見えるが、NHKが担っている役割と矛盾するため、公共放送としては問題があると考えます」と説明。また、仮にスクランブル化すると、「どうしても『よく見られる』番組に偏り、内容が画一化していく懸念があり、結果として、視聴者にとって、番組視聴の選択肢が狭まって、放送法(編注:1条)がうたう『健全な民主主義の発達』の上でも問題があると考えます」とも主張している。
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それにも関わらず、今回は不当判決
裁判官とNHK、政府との癒着を疑う
この国で政治家や公共性など口にする天下り団体、公安委員会、NHKなどイメージ良くない団体ばかり。庶民が納得出来るだけの努力、成果を出し、それでも少しのご負担を御願いしますが筋ではないのか?
NHKの電波を他の放送局に分けて、BSだけで良質な番組を放送してほしい。
テレビ持ってるだけで視聴料とる、払わないなら裁判してでも徴収するなら税金と同じ。
税金はインフラ整備に役立つけど、
NHKの視聴料は何に役立ってるのか分からない。
司法は合理性や本当の意味での公共性からNHKの存在意義を論じることが許されない立場。
法律がそもそもおかしいのであれば、法律に準拠する裁判官の判断も間違って仕方がない。
その結果、こんな愚かしい結論になる。
さらに、NHKに公共性なんかない。
だってNHKを見ていても、今の日本政府の役割や仕事内容など全く分からないからだ。
政府が何をしているかをきちんと伝えられないのなら、公共放送などそもそも必要ない。
NHKとしてはやりたくないだろうね
受信料の徴収が義務のようになったからには、よりいっそうのスリム化をすべきだ
報道や天気予報、災害情報などに特化してもいい
不祥事続出の大相撲の中継や高額な放映権のメジャーリーグの中継からの撤退
フィギュアとか体操、競馬のNHK杯の廃止
ドラマやバラエティの大幅縮小などやってほしい
裁判官の給与や裁判所の予算、例えば官舎が税金である以上、それに力を持つ国との関係。推して知るべし。
また、最高裁と法務省のズブズブの関係…
今日の判決は期待はしていなかった。
全てが金、自分が大事。終わったな日本。
テレビないから契約しませんって言ったら、部屋にあげろと。
部屋にあげたら今度はパソコンにチューナーがついてるのではないかと。
自作なのでついてないし、そんな端子もないのに証明できるのか?とか、携帯にワンセグついてるんだろ?とかで一時間ちかく玄関と部屋の中で言い合いになったことがあったけど、
文句の電話をあとでかけたら、国民の義務だとかなんだとかツラツラ喋って謝罪もなく切られたからそれいこうは来たら前にも上がって確認してもらってるのでお引き取り下さい。で済ませてる
今回の判決もおかしなはなしで、
「国民が公平にNHKを支えていかなければならない」
らしいけど、国民の多くはいらないって言ってるんだから解体すればいいのに、あれは天下り先だから野党以外で解体を唱える人がいないのは国の体制の問題だと思ったね。
契約して、料金を払っている人も今の在り方に不満があるということ。
グレーなことをいつまでも放置しておかないで、ちゃんと組織として改革をすべき。
本当にNHKが言う通りの「公共放送」であり、スクランブルをかけられて困ったら、そのときに払うだろ。
と言うか、そこまで言うならなんで紅白の出場者があんな顔ぶれなんだ?特に司会。また報道系でも問題視されてなかったか?
「公共放送」だから受信料は義務、スクランブルもダメってなら、災害時以外でもちゃんと公共放送らしい番組を放送しろっての。
>災害時には迅速に正確な情報を提供するほか、教育、福祉、古典芸能といった「視聴率だけでは計ることの出来ない番組」も数多く放送している。
NHKは放送のスクランブル化をするか、英国の国営放送のBBCのようにCMを入れて民間放送局のようにすれば、受信料の徴収の問題は一挙に解消できるはず。
NHKは放送のスクランブル化をしたとしても、「公共放送の使命」というのなら、災害時や緊急事態の際に限っては、スクランブルを解除すればいいだけの話ではないのか。
NHKの教育チャンネルは、視聴者が視たい番組だけを番組ごとに有料で見れるようにすればいいだけの話ではないのか。
とにかく、NHKは会長から一般社員まで高給取りで、その生活レベルを下げたくないと言うのが、この話(受信料契約の強要・強制)の本質であると思う。
国民皆で動かないと、何も変わりませんね
私も何かアクション起こします
これ、民間の商取引なら成立しませんからね
NHKが公共性をうたうのであれば、選挙時、有事の際のみスクランブル解除すればよいのでは。
職員の高所得を含め経営改善するべきところは沢山あるのではないでしょうか。
見ない人にとっては
押し付け以外の何者でもなく、
NHKの意義もコンセプトも
勝手に作ったもんでしょ。
公共性の高いチャンネルは300円ぐらいにして義務化し娯楽性の高いチャンネルは2000円にして有料化とかにすればいい。
NHKがお笑い番組や韓国ドラマを流すことが公共性があるとは到底思えません。
公共放送でしょーもないコメンテーターの自論なんて聞きたくないね。
偏向報道が問題になっているご時世、視聴者が事実のみ伝えられた中から自分の考えをしっかり持つ事が必要だと思うけど。
そしたら選挙の投票率だって上がる気がするね。
『災害時の放送』は、スクランブルを外せばよい。
『視聴率で計ることの出来ない番組』は、その制作価値を誰が判断しているのか不明。そのコストを受信料として、国民全体に押し付けるのはおかしい。
いずれもスクランブルしない理由にはならない。
自分は支払っているが支払ってない人との差別化は必要
でないと不公平である
公共放送としての責務を唱える前に、まず信頼性を取り戻す方が先でしょう。
ニュースはネットでも見れるしね。
月500円程度ならいいのに月
うーん何度読んでも理解不能じゃ。
公共のための放送なら、なんで税金にしない?
NHKよく見てます。
以前子供番組の公開放送で「ウチは払ってないけどじいじの名前で応募した」と話しているママさんを数人見かけた。
我が家がこいつらの分を負担してるのかとイライラした。
見たい人だけ代金を払うシステムにしてほしいです。
それ以下であってはならないと強く思う。
有料視聴者にだけ視聴される番組であっても、公共性のある放送は工夫次第でいくらでもできるような気がするが。
NHKに問いたいが、今のNHKに公共性のある放送ががどれだけあるだろうか。
実際、ニュースとか天気予報とか災害情報とかEテレの一部の番組がそれに当たるかもしれないが、全体の%だろうか。
また同時に、明らかに公共性の薄い番組を、多数NHKは放送している現状もある。
そうなると、たとえば、無料放送を公共性のある番組、そうでない番組を有料番組に区分けするぐらいの努力をしてもいいのではないのか。
今のNHKの主張は一律に公共性を立てに、無理くりな受信料至上主義的な論理に終始しているようにしか思えない。
ようは国の公的な放送って事だよね?
災害とか事件事故のニュースがこれに当てはまると思いますが、ドラマやクイズ、バラエティーに属する番組は該当しませんが。
ならばニュース以外にスクランブル掛ければ問題解決。
さらに言うならBSみたいに総合放送をニCHにして片方をニュースのみ、もう片方をいままで通りにして受信料払ってない人はニュースしか見れないようにすれば良い。
出来るはずだし、しないのは受信料を沢山の人から取りたいだけ。
公共放送は、不偏不党で政府の立場に立った番組内容を放送しなければならない。
公共放送は公共の福祉を優先させるため、不要不急の娯楽番組を放映してはならない。
公共放送は災害発生時には、災害情報を「被災地に」伝えるための回線を必ず確保しなければならない。
公共放送は、災害発生時に被災地に取材に向かう際に、避難情報の伝達および、物資の輸送を援助しなければならない。
公共放送の職員は、国会議員や国家公務員と同様に、外国籍の職員、少なくとも役職者、を禁止しなければならない。
公共放送ならば偏向番組編成は改めるべきだな
手始めに特定の秋元アイドルの番組を止めるところからだ
NHKの番組は好きですよ 一部を除いてはね
バラエティが公共なのか。
編集したことにより、編集した者の主観の意見と変えてしまうことが公共なのか。
歌番組も?紅白で視聴率を気にしている時点で公共放送ではないだろう。
演出もいらない。製作者側の編集もいらない。事実だけ流せば良いではないか。
そしたら、グループ会社は不要、製作陣も不要、箱モノも粗末で良い、人員大幅削減できるだろう。受信料は月100円/世帯だけでも相当な利益を得るのではないか。
たかが『よく見られる』番組ごときで「民主主義の発達」の問題になるとは思わんが。
と言うより、NHKの受信料こそ、民主主義的に考えておかしいから問題になってるんじゃないの?
役に立ってるの?
学生時代に無理矢理押し掛けれて脅迫された。
凄い怖い思いをした。
見た目が優しそうな人もきたけど、
『僕みたいなのが来てるうちに契約した方がいい。』
そんな脅迫もされたなー。
「契約しても支払い義務はないから、払わなくてもいい」とも言ってたなー。
だから、高いと思う!
払うけど、もう少し安くていいんじゃないかなって思う!
公共放送だから、って理由でスクランブル化しないのは、既得権益にしがみつくNHK側の怠慢と言わざるを得ない。
公共放送なのにも関わらず社員が過労死している事実それを隠蔽をしてさらには社内でも隠蔽をしている事実があるわけですよね
そう言うなら「部屋に入って見てくれ。アンテナは繋がってないから」と言ったのだが、部屋には入ってはいけない規則があり、「それは出来ない」の一点張りで絶対に入る事はなかったんだよね。
ま、あいつらの事だから自分達に不利な状況にならないよう、その都度言う事を変えているかもしれないが、実際のところ部屋に上がるって事が認められてるのだろうか?
しかし集合住宅についてる共同アンテナだかケーブルのせいで、BSまで払わされるのがどうしても受け入れられない。
黒い四角とかでなくて、それこそ完全にスクランブルでいいじゃないの。
それなら喜こんで年間300円まで払う
社会生活の基本となる確かな情報←具体的にはどういった情報でしょうか?
災害時には迅速に正確な情報を提供する←民法の情報は正確ではないということでしょうか?
教育、福祉、古典芸能といった番組←特定の視聴者にしか利益にならない番組です。矛盾しています。
誰にでも分けへだてなく提供する←望んでいない人にも押し売りします。
国民一人ひとりの考えを均一にする必要もなく、見たい番組でなくても見ないといけない義務もない。偏りは個性と考える風潮を持てばよい。
これらの理由であれば、経済学で学んだが税金で担うべきではないだろうか?警察や消防なども、民間では任せられないから税金で賄うと習った。スクランブル放送もできないのであれば、NHKも税金で賄うべきでは?
また、大震災を経験したが、大災害直後は電気がつかなくなることが多い。災害時に、テレビで情報は収集できなくなるのだ。スマホであれば、ある程度のバッテリーがあれば、災害情報を収集できるだろう。
もはや、税金並みという事でしょうか?
いらないね。
今の放送に自信があるならスクランブル化すべき。
公共放送として残るのであれば、月300円位にしてニュース、国会のみを放送すべき。それなら強制しても構わない。
それこそ、携帯の災害伝言板やいまはツイッターがその役割の多くを担ってる。
公共の福祉のため、利益を考えず、というなら、災害時の情報共有も、ネットを優先にして、ネットを持っている人の別組織にしたらいい。
現在までのNHKのお偉いさんは、国民の大半をTV離れさせ、国民の福祉を守るために優良な番組を作る努力を怠った。
優良な番組を作り、NHKの存在を確固たるものにしようとせず、放送法に甘んじ、ただ権力を裁判のために使った。そのため裁判費用が高くなり、国民に対して減額できるはずの受信料を高額なものにし、国民の生活に多大な負担をかける現状を招いた。
国民全員NHKを見ないと、情報過疎になるかの言い分に違和感を感じます。
個人的には、BS朝の海外ニュースのキャスターの滑舌が悪く、すぐ噛むのをなんとかしてほしい。金取るなら、アナウンス技術は民放を上まらないと示しつかないですよ。